編集長阿部トモ☆通信 プロフィール

『空の中』
著者:有川 浩
発行所:株式会社 角川書店
定価:本体705円+税

『からだは星からできている』
著者:佐治晴夫
発行所:株式会社 春秋社
定価:本体1800円+税
宇宙外生命体に思いを馳せる夜
「数学を学ぶ意味って何ですか?」
という子どもの質問に
「あなたはE.T.(the extra‐terrestrial :
宇宙外生命体)の存在を信じる?
知性体が同じ物理的条件のもとで
存在するのなら、
数学は唯一理解しあえる言葉ですよ」
と答えた先生がいました。

「物理の法則は数学の中にあります。
人間の思考さえも数字で表現することが
できたのですよ。
アレシボ・メッセージがそれです。
わからない? 
じゃあ、少しずつお勉強しましょうね」
と飽きやすい子どもの興味を
実に華麗に授業に戻す技をお持ちでした。

工学にせよ理学にせよ背景には
数学があり、数があります。
人間に必要な生存に必要な
「数の感覚」について考えるなら
『数覚とは何か?
(スタニスラス・ドゥアンヌ著/早川書房)』
という数学の能力と空間把握能力の間には
相関関係があるという話があります
(≧(エ)≦)b

・・・・あ、話がそれてきましたね。
スミマセン。モドシマス。

宇宙外生命体とのコミュニケーションの話は、
『コンタクト(カール・セーガン著/新潮社)』や
海底で新燃料メタンハイドレ―トの層を
掘り続けている未知の生物の話
『深海のYrr(イ―ル)(フランク・シェッツィング/早川書房)』も面白いと思うのですが、
宇宙外生命体に出合った場合に
日本人ならではの身構えもあるように
あるように思ったので
日本人作家さんの本を選んでみました。


日本人の描く
高度な知性を持った宇宙外知的生命体と
向き合う人々の物語や
そもそも宇宙外とは何だったのか?
わたしたちもまた星のかけらでできているという話、
読んでみたくないですか?
(*^(エ)^)ノ

前者の話は『空の中』。
同じ認識を持ち合わせない
高度な知能を持つ宇宙外知的生命体と
人とのやりとりの様子には
いろいろ考えさせられました。

日本語として
じーんと胸を打たれたシーンも
いくつもあります。

話の舞台が高知なので、
随所に出てくる土佐弁も
沁みるんですよね。
たとえば宇宙外生命体との関係性を
間違えてしまった高校生をたしなめる
おじいさんの土佐弁を抜粋します。以下括弧内。
問題ノスケールノ大キサヲドウ捉エルカハ
横ニ置イテオイテクダサイ。
(ノ"・(エ)・)ノアラヨット。

「間違うことをごまかしたらいかんがよね。
次は間違われんと思いながら
生きていくしかないがよ。
けんど、わしはこの年になってもまだまだ
間違うぜよ。
げに人間は業が深い。
死ぬまで我と我が身を
律しちょかないかんがやき」

仁淀川の漁師として
人生を送ってきたという
おじいさんの人物背景と
土佐弁の絶妙なつり合い具合、
見事ですよね。
(*'(エ)') 惚レボレ〜。


『からだは星からできている』は
宇宙物理学者であり理学博士でもある方が
書かれたものです。
『二十世紀の忘れ物
(佐治晴夫・松岡正剛共著/雲母書房)』でも
その博識ぶりをご披露なさっていて
とても面白いのですが、
NASAのボイジャー計画やE.T.の探査にも
関与された方の宇宙外知的生命体の話なので
さらに興味深く拝読しました。

そもそも宇宙の外というのはなにか
というところからはじまり、

宇宙外知的生命体が存在するのだとすると
その大きさには上限、下限、形がある。
天文学や天文生物学の研究では
知性体には進化に必要な地表温と
その温度を保つために
必要な惑星の大きさがある。
さらに固体の知性体に重量があるとなると
その重量を支えられる大きさで成長は止まる
といった話だけでなく、
バッハの曲の音の配列と全体構成には、
特別な数学的性質が備わっているとか・・・・。

マスマス眠レナクナリマスヨ〜。
ヽ(*^(エ)^*)ノ

さて。この原稿を最後に
私はYAKEI☆EXおよび、
マルタアドバタイジング卒業となります。
企画、開発からお付き合いくださった方々、
こうして記事を読んでくださった皆様に
心より感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

おかげさまで
貴重な経験を積ませていただきました。

末筆になりましたが、
日ごとに春めく今日このごろ、
皆様のご健勝を
お祈り申し上げます。


どうぞよい春をお迎えくださいますように
love!阿部トモ


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