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年末年始。厄を払い、福を呼ぶ願掛け橋/長野
鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願
2012年1月31日まで。
16時半〜蝋燭の火が消える21時ごろまで点灯。

いよいよ今年も残りわずか。
七十二候では
繁殖を終えた雄鹿の角が落ちる時期
麋角解る(さわしかのつのおつる)
となりました(12月27日〜12月31日)。

そこで鹿にまつわる伝承のある地を
幻想的に浮かび上がらせる
冬のイベントをご紹介します。
(^(エ)^)/♪

場所は長野にある鹿教湯温泉。

その名のとおり、
その昔、鹿に化身した文殊菩薩が
信仰深い猟師に教えたという温泉です。
江戸時代から湯治湯として
栄えましたが、近年では
日本の『マディソン郡の橋』とも
呼ばれる橋が話題となっています。

それが五台橋(歩行者専用の橋)。

民俗学では橋は
日常的に存在しながら
別世界に繋ぐ“境界”であり、
神霊などと直接的な交流を
可能にする装置を持つといいますが、
五台橋はまさに現世と異界を結ぶ橋として
親しまれています。
(◎(エ)◎)!!

この橋をわたって石階段を登ると、
天井絵の龍が夜中に川に水を飲みに
抜け出すという怪奇談のある
日本三大文殊の一つ文殊堂(県宝)があり、
さらにすぐそばには薬師堂が。
ここは疫病が流行った折に
どこからか運び込まれ、
薬師如来と共に無病息災・
病平癒の仏様として、
薬師堂如来と一緒に安置される仁王様、
(本来ならば仏法を守る仏様)が
厚い信仰を集めているんですね。

毎年12月末から翌1月まで開催される
「鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願」は、
温泉街から湯端通りをぬけ
五台橋の屋根の下をくぐり文殊堂に続く
46段の石階段から薬師堂周辺までを
約200個の氷で作られた氷灯ろうで飾ります。
(*^(エ)^*)〜♪アイスキャンドル 綺麗デス〜♪

文殊菩薩は
世の根本を司る知恵を
授けてくれる仏様。
橋の民俗には
橋を渡り厄と病気を払い、
福を祈るという風習もあります。

情趣に富んだ五台橋を渡ることで、
新年の福が授かるといいですよね。

それではみなさま
よい年をお迎えくださいませ。<(_ _)>

イベント名:鹿教湯温泉(かけゆおんせん) 氷灯ろう夢祈願
開催時期:平成23年12月29日(木曜日)〜平成24年1月31日(火曜日)
毎日16時30分〜21時頃(灯が消えるまで)※荒天中止
アクセス:JR長野新幹線上田駅・しなの鉄道上田駅から バス70分
・JR中央線松本駅から バス50分
・上信越自動車道上田菅平ICから 約40分
・中央高速長野自動車道松本ICから 約40分
場所:長野県上田市鹿教湯温泉1369

(阿部トモ)


2011/12/30